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ウィオレッタの靴

2014.12.21 2014

先週は久しぶりに数日間ゆーっくりした気分。
あとはソワレの選曲と、ストリングス譜面の整理と、
そして指揮者とコンサートマスターの方達との打ち合わせ。
今回のコンダクターは、普段ミュージカルをやられている方なのですよ。
とてもとても楽しみ。

久しぶりの「月光ソワレ」。
Violetta Operetta以外の演奏曲を選ぶのに、
以前の曲をいろいろ聴いてみたのだけど、
すっかり忘れているものもあったりして。

でもどの曲もどの曲も綺麗で綺麗で、なんだか泣けてきちゃった。
そしてこう思ったの。
私が死んだあともずっとずっとこれらの楽曲(音源)が残って
いつかの遠い未来に誰かが聴いて
ああ綺麗な音楽だと、今日の私みたいに泣いてくれたら、いいなぁって。


いえ、ほんとは、いいなぁ、ではなく、
そんな人がいる、というのが分かる、不思議な気持ち。

私には遠い昔々のことと同じくらい、
遠い未来のことが懐かしいのです。


写真は紫のリボンを結んだヴィオレッタの靴。
My Shoes Collectionの中に、
Rene Caovillaの美しいパープルのサテンの靴があったのだけど、
ヒールが低すぎて撮影にはいまいちでした。
でもMy Toeshoes Collectionには何故かちゃんと紫のがあって
それはジャケット・ブックレットの写真の中で履いてます。
カラートゥシューズって特注でないと作れないのに、
なんで私いろいろ持ってるのかしら〜。バレリーナでもないのに(笑)。